【NEWS RELEASE】介護用ユニフォームのコンセプトを作成しました。

軽労化®技術の開発を行う北海道大学発認定ベンチャー企業株式会社スマートサポート(本社:札幌市、代表取締役:鈴木 善人)は北九州市(福岡県)が推進する先進的介護の実現に向けた取組みの一環として、介護負担を軽減するサポート機能を内包した介護用ユニフォームのコンセプトを開発しましたのでお知らせいたします。

1.介護用ユニフォームのコンセプト開発の目的

 1987 年の介護福祉士資格の創設、2000 年の介護保険法の制定を経て、かつては家庭内 の仕事だった「介護」は、現在では職業として確立されていますが、その歴史はまだ浅く、介護施設で働くプロフェッショナルとして、必要な機能を有し、かつ関係者からも認知されるアイデンティティを有するユニフォームはこれまでありませんでした。

 2016 年度から北九州市が産業医科大学の泉博之准教授(当社顧問)と実施している介 護現場での作業分析(負担の見える化)では、体位変換、更衣・清拭、移乗・移動介助等 で腰痛リスクの高い姿勢が多いことが分かっています。

 当社は軽労化®技術によるスマートスーツ®の開発で実積を有しており、この度、スマートスーツ®の中腰姿勢時における後背部負担を軽減するサポート機能と、介護作業に適した機能性を高めたデザインを一体化させた介護ユニフォームのコンセプトをまとめました。

 

2.介護用ユニフォームのコンセプト

 「介護」という職業に求められるアイデンティティや機能、デザイン等について検討を重ね、下記のコンセプトシートおよび試作品を作成しました。今後当社では開発したコンセプトをベースに、各介護施設の理念や運営方針等にあわせたオリジナルユニフォームを提案していきます

 なお、コンセプトの作成にあたっては、北九州市が実施している国家戦略特区「介護ロボット等実証施設」として選定されている特別養護老人ホーム5施設の介護職員にご協力いただき、ヒアリング、アンケート、ワークショップ等を開催しました。

 

3.介護用ユニフォームのコンセプトシート

 介護施設の経営者、介護職員、利用者の家族に対して実施した調査では、介護用ユニフォームに求められるキーワードとして、「視認性」、「安心感」、「安全性」、「信頼性」、「距離感」、「モチベーション」などが挙げられました。

 コンセプトシートには、安心感や信頼性を示す「専門性」と親しみやすさ(距離感・安心感)を示す「感性」の軸を設定し、介護用ユニフォームに求められる領域として、プロとしての専門性(SPECIAL)と、適度な距離感(RELAX)が感じられるべきであるとの結論を得ました。さらに今回の調査では介護施設内で介護職員を区別する視認性が重視されていることが明らかになったことから「デザイン」軸を設定し、施設のニーズや経営理念、運営方針、雰囲気などの要件や介護職員のモチベーション向上に応じたユニフォームのデザインや素材等を柔軟にアレンジすることでオリジナリティを提案することができます。

 

開発した介護用ユニフォームのコンセプト

開発した介護用ユニフォームのコンセプト

 

Designer: Takuya MINEE

 

Designer: Takuya MINEE

 

  ※  「軽労化」および「スマートスーツ」はスマートサポートの登録商標です。

 

2018413

 

お問合わせ先:

 株式会社スマートサポート
  電 話: 011-206-1462
  メール: info@smartsupport.co.jp

(北九州市の取組みに関すること)

 北九州市保健福祉局先進的介護システム推進室
  電 話:093-582-2712
  メール:ho-senshin@city.kitakyushu.lg.jp

 

NEWSRELEASE20180413_2  PDF(2MB)