軽労化®技術の開発を行なう北海道大学発認定ベンチャー企業株式会社スマートサポート(本社:札幌市、代表取締役:鈴木 善人、以下スマートサポート)は、DCMホーマック株式会社(本社:札幌市、代表取締役:石黒 靖規、以下DCMホーマック)と業務資本提携をいたしました。
1.業務提携の目的
今後、少子高齢化社会や人口減少が進行する状況下で、製造業をはじめとするあらゆる業界で人手不足が顕在化しはじめました。最近では人手不足を解消するために、IoTやAIを活用した機械化やロボット化などの対応もさかんに行われていますが、”人の手”による仕事をすべて機械やロボットに代替することはできません。
最近では、定年退職者の再雇用等も増えてきていますが、加齢による体力低下から、腰痛等労災リスクも高まることが懸念されています。
軽労化®の概念のもとに、スマートサポートが開発し、試験販売している”スマートスーツ®”は、中腰姿勢の維持や重量物の持ち上げ作業などで身体にかかる負担と疲労を軽減し、体幹を安定化させる効果が認められ、さまざまな業種、業界における人の手による作業に用いられています。
これまでの試験販売の実積から、スマートスーツ®開発における技術的なノウハウが蓄積され、今後、軽労化®技術およびスマートスーツ®を広く普及するフェーズに到達したと考えています。北海道、東北地域を主に全国にホームセンターを展開するDCMホーマックは、”働く人”たちに役立つ製品やサービスを提供しています。より多くの作業現場ですべての人たちが安全に安心して働けるような軽労化®を活用した「働き方改革」を提案するためにDCMホーマック株式会社との業務資本提携に至りました。
2.業務提携の内容
両社のリソースを活用することで、当社が保有する軽労化®技術やスマートスーツ®について以下の共同事業などを実施する予定としています。
- DCMホーマックリアル店舗でのスマートスーツ販売。
- 軽労化及び、スマートスーツに関する理解を深めるためのセミナー開催。
- DCMホーマック法人外商によるへの営業販売
- 今後の業容拡大を見越しDCMホーマックのメーカー機能を活用し製造原価の軽減を図る。
- スマートサポートの営業強化を図る観点(官公庁補助金事業等)から役員の派遣。
- DCMホーマックによるスマートサポートへの出資。
- スマートサポートは、次世代型スーツの開発・顧客アフターに専念する体制とする。
2018年4月13日
お問合わせ先:
株式会社スマートサポート
電 話: 011-206-1462
メール: info@smartsupport.co.jp
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